クレール美容室のブログ

現役の美容師にしか分からない美容の本音を書き綴っています。

薬害と脱毛症の関係性

このところ女性の薄毛や抜け毛などの相談を受けることが増えました。

それは本当に悲しく深刻な事であり、私たち美容師も出来るだけ頑張って改善の方法を見つけてあげなければ行かないと思っています。

ご相談頂くほとんどの場合がシャンプーやスタイリング剤、あるいは美容施術の方法により改善が見られる事が多いのですが、改善が難しいのは薬による副作用です。

昨日も育毛でお越しになる方が年末の忙しさもあり3週間ぶりに(通常は毎週1度です)来店され、それまでに順調に回復していたので、そろそろ周期を伸ばして行こうかと思っていたのですが、新たに脱毛箇所が増えていたので「何か生活の中で変わった事ありますか?」と聞いてみました。

すると「アトピーが酷くなったので仕方なくステロイドを肌に塗りました。ステロイドを塗ったら何時も脱毛が増えます」と話してくれました。

確かに他のお客様にもアトピーが酷くステロイドを常用している人がいるけれど、同じように脱毛を起こしている方が数人おられます。

私もお客様の症状により色々と伺うのですがステロイドホルモン剤はやはり様々な副作用を伴いますが、これ程までに脱毛のデータが集まってくると、いよいよ薬害による脱毛症も増えてくるのかも知れませんね。

それ以外のお薬の使用についても薄毛や抜け毛に関与している事は十分に考えられると思います。

特に女性の脱毛症や薄毛については過度の美容が深く関わっている事は間違いありませんが、それ以前に健康状態にも十分に気をつける事が大切ですね。

薬害を避けるためにも使用しなくて済むように日ごろからの健康管理にも気を付けて下さいね。