クレール美容室のブログ

現役の美容師にしか分からない美容の本音を書き綴っています。

そう言えば

昨日『日本予防医学美容家協会』の会長である関先生と電話で話していたら「スカルプウォーターセラピーを続けている人の認知症の発症率は明らかに少ないよ」と言われました。

そう言えばそうですね。

当店もスカルプウォーターセラピーを初めて約20年になりますが、このシステムを始めた当時50歳ぐらいだった人も今では70歳ってことですよね。

改めて思い返してみると、当店でスカルプウォーターセラピーを毎回行っているご高齢のお客様の中には認知症の方は一人もおられません。

今や日本人の五人に一人とも言われている認知症の患者数は、どうやら当店のご年配のお客様に関しては当てはまらないようです。

これは単なる偶然ではなく『日本予防医学美容家協会』の会員の皆様のサロンでも同じような現象が起きているそうで「案外正確な統計に基づいた結果だ」と関先生は話しておられました。

やはり「スカルプウォーターセラピーをしてる人は認知症になりにくい」は単なる偶然ではないようです。

そんな中、今朝もスカルプウォーターセラピーをしている最中にお客様が「テレビで見たけど歯周病の人は認知症の確立が高いそうですね」と言われました。

それは歯が悪い事により咀嚼力が低下し食欲減退や脳への血流が悪くなったりと様々な現象が脳の老化を進行させてしまうからだそうです。

その意味では現代の若者は認知症の発症率は高くなると言われています。

その理由の一つには口を開けない(歯と歯がくっついた状態)で話す人が増えていますが、これは咀嚼筋を使っていないので脳への血流が極端に下がる事で必然的に脳に栄養が行きにくく、脳細胞の老化を早めてしまうようです。

今後は認知症の人口の増加は今以上に多くなると言われているようですが、人工低下率や高齢化社会を考えると単なる老々介護ではすまなくなりそうですね。

※スカルプウォーターセラピーは一般に行われているヘッドスパやヘアエステとは全く別物です(商標登録番号 第5896956号)