クレール美容室のブログ

現役の美容師にしか分からない美容の本音を書き綴っています。

毎日の蓄積で被害拡大?

昨日、掲載させて頂いたお客様の『排水溝のヌメリが無くなりました』を読ませて頂き、以前書いた事を思い出しました😃

それは、何時もお世話になっているレストランの奥様から「セーヌシャンプーで子供の体を洗っていたら足にあったイボが2、3日でポロリと取れました」との事を伺った時の事です😃

人には自然治癒力がありますが、これこそが、皮膚常在菌のバランスが良くなった証拠なんですね😊
もちろん頭の匂いや体臭すら軽減されて行くはずです👌
さらに石鹸の危険性について苛性ソーダの話をしていたら、シェフが「苛性ソーダはコンクリートも溶かすんですよね😔」と話されました😃

実はこれについては実際に当店のお客様が体験したお話を書いてみます😃

それはある時に住宅設備の一環として、その地域の下水溝の工事をする事になり、市の職員さんが各家を事前点検に来た時の事です。
洗面所とお風呂場と台所の排水口のところにコンクリートのボックスがあり、それの劣化度を点検をしていた時に職員さんから「奥さんのところはどんなシャンプーを使ってるんですか?」と聞かれたそうで「美容室で買ってる物ですよ。なんで?」と聞きかえしたそうです❓
すると担当者の1人が「普通のシャンプーや石鹸を使ってたらコンクリートの劣化がもっと酷いんですよ。台所のところ見ましょうか?」と言われ、台所のコンクリートの蓋を開けると👀コンクリートが本当に薄くなっていて驚いたそうです😳

数日後、当店にお越しになった時「クレールさんのシャンプーの安全性がやっと分かりました。ホントだったんですね。毎日当たり前のように使ってたから何にも感じなかったけど😊」なんて、この話を聞かせてくれた事を思い出しました😃
安全性を感じるのには案外何年もかかるのかも知れませんね😔

石鹸が安全だったのは昔の牛脂や鯨の脂などから精製された、ちょっと臭い物だけなのかも知れませんね😃
今は大手のメーカーでも石鹸素地を購入して、それに独自の香りを入れたりして作るメーカーがほとんどです。
それ故に石鹸素地に問題があった時には製造販売メーカーは責任の擦り合いなんて事も多々あるようです。


だから私は洗顔をフォームタイプで、しかも安全性の高い洗浄成分にして開発したのです😊

参考までに一般の石鹸素地の苛性ソーダについて簡単に書いておきます。

苛性ソーダは石けん作りに欠かせない薬品ですが薬事法にて『劇物指定』されている物の中でも最も取り扱いに注意しなければならない薬品の1つです😱

その為に取り扱い時には保護用のゴーグルや専用の手袋を装着するなどの注意が十分に必要となります☠️

一般の石鹸素地には20〜30%の苛性ソーダ溶液を配合し製造しますが、その危険度の高さから、ほとんどの化粧品メーカーは自社生産せず、原材料としての完成品を仕入れ、それを基剤に独自の香料や着色料を混ぜてアレンジを加えているのです。

意外にも石鹸でアレルギー反応が出る人もたくさんいると思いますが、実はこれ程の劇薬により作られる石鹸素地を使っている物には当然、防腐剤は必要ありません😨

ただ、その強力な防腐能力は大切な皮膚常在菌のバランスまでも崩している事も紛れもない事実なんです😔

つまり、石鹸や石油由来原材料の界面活性剤を使ったシャンプーの何がいけないのかは、実は防腐能力が強すぎる事なんです😱
毎日の蓄積で被害が拡大している事も事実なんですね。


悪くなるのは一瞬だけど改善には時間が掛かるだけに厄介な事もありますね😔

 

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