クレール美容室のブログ

現役の美容師にしか分からない美容の本音を書き綴っています。

美容室で化粧品は売れない?

2020年 本日から営業開始です。

お正月休みも残り僅かになりましたが、週明けの初出勤に合わせて『綺麗にしていきたい』と思う方が多かったのでしょう。
新年早々たくさんのお客様がご来店されました。本当にありがとうございます。

ところで、昨年の年末にお客様から「化粧品買いに来る、こんな感じのお客さんはいません?」と聞かれ「〇〇さんですか」とお答えすると「そうです。私の後輩なんです」と言われ驚きました。

それは、先日の社員食堂での女子トークで「化粧品は何を使ってる?」と言う話題から、その方が「美容室で買ってる」と言う事から始まり、周りにいた同僚の方達は「え~美容室で化粧品買うの?」と驚いていたようです。

でも、とても気になり「どこの美容室?」と聞くと「三日市の美容室」と言うので、もしかしたらと名前を聞くと当店だったと言う事で「私も家族で行ってるし、シャンプーとかも、みんな使ってるよ~」と言うと驚いていたそうです。

そもそも美容室でスキンケア化粧品が売れない理由は(美容室=髪だけ)と思われているからだと思うのですが、よく考えて見て下さい。髪の毛は何処で作られているのでしょうか?

頭皮(皮下組織)で作られているです。

そう考えると育毛のためのシャンプー剤や育毛ローションまたは、お肌のための美容液などは同じように皮膚に優しく、しかも活性能力を取り戻さなければなりません。

しかし、一般の化粧品は頭皮に塗っても育毛効果が無いし、同時に市販の育毛剤もお顔には塗れません(高濃度のエタノール配合のため)

でもセーヌのスカルプローション(頭皮の美容液)は顔についても問題ないし、ラ・ポーデュベベのスキンローション(美容液)を間違えて頭皮に塗っても育毛にもプラスに働きます。

それは、どちらも新陳代謝を正常化するための処方を考えて作ったからです。

育毛が出来る製品を考えるのと、美肌を求める化粧品を考える事は基本的には同じコンセプトでなければならないのです。

それは肌の健康がキーワードとなるからです。
当店でラ・ポーデュベベ(スキンケア製品)が人気があるのはセーヌのシャンプーやスカルプローションの結果が良いからだと思います。

それを考えると一般の美容室で売られている製品が良ければ、そのサロンではスキンケア商品も売れないとおかしいのかも知れませんね。


ラ・ポーデュベベのスキンケアシリーズ。使い始めは分かりにくいけど使っていくほどに離れられなくなると言われます。

お陰様で人気です。