昨日、お客様から「友達の中にヘアカラー専門店と枝毛カット専門店に行っている人がいる」と言うお話を伺いました。
ヘアカラー専門店は知ってるけど、枝毛カット専門店まであるなんて・・・
一般の人は「○○専門店」と聞くと何だか良さそうに思うけど「実はそれしか出来ない」と言う見方もできるのです。
それと言うのも、以前ヘアカラー専門店の求人募集広告に『ヘアカットやパーマが出来なくても美容師免許があればOK』と書かれたものがありました。
つまりヘアカラーは簡単な技術のように思っているオーナーも多いと言う事です。
ですが、そんなヘアカラーも、髪や頭皮を傷め無いようと安全にそして美しくする為にはとても高度な技術とコストが掛かるのも事実です。
シャンプーを機械任せで洗い「ヘアブローはご自分でどうぞ」なんて言う仕事は一見リーズナブルで良さそうに思いますが、それでは美容室の存在意義が失われてしまうような気がします。
何よりも安全で安心なヘアカラーを施術しようという意図すら見えませんね。
また枝毛カット専門店については、もう論外です。
枝毛が出来る理由は大きく分けて2つ
一つは粗悪なパーマやヘアカラー、またはお粗末な美容技術。
勿論ヘアケア商品も含まれますが、それらの化学処理の不適切なもの。
そして、もう一つはドライヤーや紫外線、またはブラッシングなどの物理的なストレスなどによるものですが、枝毛の原因のほとんどが化学薬品の処理の不適切な処理によるものです。
つまり、そのほとんどが美容室での施術によるものと言えるのかも知れませんね。
それなのに「枝毛カットで儲けよう」なんて失礼で論外だと思うし、美容業界にとっても枝毛を作ってしまう美容室が今でもある事態がとても恥ずかしい事のようにに思います。
今日、その話をしてくれたお客様は、それらのお店に通うお友達から「何時も髪がピカピカのサラサラやね」と言われるそうですが、毎月のようにヘアカラーをしているのにそのようなコンディションでいられる事自体にも驚かれるそうです。
当然ですが当店の客様には枝毛のある人は一人もいませんよ。
(ロングヘアでヘアカラーを続けている方でも)
勿論、それにはそれなりの技術が必要な事は間違いないのですが、自宅でのお手入れして頂くヘアケア商品の開発にも重要なポイントがあるのです。
ちょうど今朝、へアカラーをしたスタッフを写しました。勿論、トリートメントなんてしませんよ。
(もちろんストロボなしの自然光だけです)
仕事の合間に染めて、自分で適当に髪を乾かしただけなので「後ろハネてるよ」って言ったら「良いねん、どうせくくるから」って怒られちゃいました(笑)
毎月ヘアカラーをしているけど毛量も多く艶もあると思います(ストレートパーマとかはしてません)
因みにお手入れはスカルプシャンプーとヘアエッセンシャルローションの二種類です。