今日は『クチーナシラカワ』さんの人気を紹介するブログを掲載しましたが、するとこんなニュースが飛び込んで来ました。
ピザ専門店「ＮＡＰＯＬＩ」など全国展開で急成長してきた会社が破産開始決定
負債総額は約13億円が見込まれる。
ピザを主体とした飲食ベンチャーで多くの店舗を運営していた。
500円前後の低価格帯のピザの提供で人気を博し、ベンチャーキャピタルなどからも出資を得て全国に積極的な店舗展開を進め、直営店舗25店舗のほかFC店を含めて約80店舗程度を運営するなどフランチャイズ事業も展開していた。
平成28年2月には独立行政法人中小企業基盤整備機構が主催する「JAPAN VENTURE AWARDS 2016」で「窯焼きピッツァを世界最速1枚90秒で焼けるシステムを開発。職人技をシステム化し、高品質で低価格の革新的サービスにより日本初の本格窯焼きピッツァをチェーン展開していることが評価され、中小企業庁長官賞を受賞し注目を集めた。28年9月期には売上高約25億円をあげ、急成長を遂げていた。最近は餃子専門店や和食など他業態店舗をオープンし、海外進出も視野に入れていた。
しかし、業容拡大の一方で出店費用や件費、広告費などが嵩み経営を圧迫、借入金の負担も増していた。今年に入り取引先への支払遅延が散発するなど資金繰りがひっ迫、事業継続が困難となり今回の措置となった。
確かに、テレビでも話題になってたけど、やはり料理は料理人の心が大切で、食材や技術を惜しむことなく精進しているお店しか残らないようですね。
それは美容業界も同じ事ですが。
私はクチーナシラカワさんのオーナーシェフである白川さんとも色んなお話をさせて頂きますが、休日も返上し、今日は東北、今日は金沢、またある時は阿蘇へと全国に食材を買い求めに行かれます。
そしてジビエ料理の肉や魚などは生息地や猟師（漁師）にも拘りの指名買いなどと何時も努力を惜しまずに働き詰めに働いています。
また無農薬野菜を作っているために虫や鳥や野生動物とも戦い、さらには収穫時間にも拘るあまり、早朝（夜明け）から旬の無農薬野菜を収穫しています。
私は明け方から深夜まで、これほど働き詰めに働いている人を見たことがありませんでした。
でも、白川さんは「自分が楽しみながら、お客様に喜んでもらえる事が一番だから」と本当に過剰すぎるぐらいのサービスを提供しています。
どの職業も本当の職人ほど儲け下手で、有名ではないのかも知れないけど、それでも根強いファンはその技を高く評価しているのだと思います。
ベンチャー企業のピッツァが90秒で出来る事よりも「一度食べたら離れられない」そんな心のこもった職人のピッツァが選ばれるようになることを祈ります。
