近年では化粧品の原材料についてもインターネットで様々な情報が取れるようになりました💻
だけど、本当の安全性は、一般の消費者にはなかなか見抜け無いのも事実です😔
例えば、同じ表示名称でも由来が石油なのか植物なのか？
またオーガニックやエコサートやCOSMOS認証なたどの安全のデータがあるのか？によっても全く違う物になります(当然、価格も・・・)
例えば防腐剤の代わりに抗菌性と高保湿性を併せ持つBG(1,3-ブチレングリコール)やPG(ペンチレングリコール)などは、パラベンや安息香酸などに代わる安全な抗菌剤として化粧品に使われる事があります。
その成分でさへ安全性が高く、刺激性は低くても、これまでは石油由来原材料として作られてきた為に酷評するブログなどを見かけます。
今では植物由来のエコサートやCOSMOS認証などを取得している原材料もあるねにです😔
本当は残念な事なのですが、世の中にアトピー性皮膚炎や敏感肌などのアレルギーを持つ方々が増えた事で、原材料メーカーも安全性に関して拘りを持ち、厳しく検査するようになりました👌
但し、それらの原材料は非常に高価であるのにも関わらず、表示は同じであるために見極めるのがとても難しいのも事実です😔(逆にローコストに作りたいメーカーはラッキーと思うでしょう)
化粧品で最も大切な事は即効性ではなく、安心して使い続けられる安全性だと私は思います😃
2017年に大手化粧品メーカーの医薬部外品有効成分「ロドデノール」により、多くの女性が被害に遭われ、裁判にてメーカー側が敗訴した事も記憶に新しい事です。
私はこれまでにも『消費者に本当の安全は見えていますか？』との疑念を感じ、メーカーとの商品開発をして来ました。
この度の化粧品子さんの本には、そんな安全性を見抜く事ができると、楽しみにしております🙇♂️
参考までに、ある原材料について業界のジャーナルに掲載された記事を貼り付けさせて頂きます🙇♂️
『化粧品原料の輸出入･販売に加え、化粧品･医薬品･医薬部外品･食品などの安全性や有用性試験の受託サービスを提供している岩瀬コスファは、天然由来のペンチレングリコール「Hydrolite（ハイドロライト）5green」（symrise、ハイドロライトはsymriseの登録商標）と100%植物由来のポリグリセリズ混合物「VIAMERINE（ヴィアメリン）DEODORIZED」（Aldivia、ヴィアメリンはAldiviaの登録商標）の提案に注力している。
サトウキビ搾汁後の残渣であるバガスを原料とする「Hydrolite 5 green」は、天然由来原料として世界的に加速するサステナブルへのニーズに応えており、COSMOS認証を取得している。
「『Hydrolite 5 green』は、従来の合成ペンチレングリコール『Hydrolite 5』と同じレベルでの防腐･保湿効果を天然由来で実現した。また、様々な剤型で使用することができ、パラベンやフェノキシエタノールの代替品として、今後主流になっていくだろう」』
実際にはもっと詳細なデータがありますが、私はそれらを見て触れて配合処方を決めています😊
皆様はどうお感じになったでしょうか？
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