クレール美容室のブログ

現役の美容師にしか分からない美容の本音を書き綴っています。

オーガニックシャンプーについて

今日は、ある美容ライターさんが書いている面白いコラムを見つけたので、掲載させて頂きます😃
  
最も重要なところには黄色のマーカーで私が塗りました🖋

今更オーガニックシャンプーについて、書いても仕方がないですが、ここに書かれている事は昔から私もブログに書き綴ってきたものと似ています💻

ただ、今でも美容ライターさんの中には『合成界面活性剤はダメ』と言う人がいるようですね😔

だけど界面活性の無配合のシャンプー剤は一般にはあり得ません。

例え、由来が植物でも石油でも、合成界面活性剤と言う事には変わりはないからです😃

但し、その由来によって安全性は天と地程の差があります(原価費も)

さらに言えば、ほとんどの化粧品の表記の1番初めは水ですが、そこにオーガニックの植物オイルと言っても配合するためには、水と油を混ぜる為の可溶化剤(界面活性剤)が配合されています。

それを入れていなければ、昔のドレッシングみたいに分離していて、毎回降って使わないといけません。

そもそも日本の製品でオーガニックが認められていたのは食品だけでした。

なので、かつては3枚目のページにあるように、一つのオーガニック原材料を入れただけでもオーガニックシャンプーやオーガニック化粧品という名称で宣伝していました(オーガニック製品と認められていた訳ではありませんでした)

でも、あまりにも悪質なメーカーが増え、オーガニック製品が溢れ、消費者センターなどにもクレームが増えた事で改訂される事になりました。

それでも数%以上オーガニック植物の由来原材料を配合していたらオーガニックシャンプーやオーガニック化粧品と『名乗っても構わない』と言う事であり、100%オーガニック原材料で作っている訳ではありません🙅‍♂️

その事で、今では各化粧品メーカーさんが、ますます商売がしやすくなったようです😁

勿論、セーヌやラ・ポーデュベベの原材料はオーガニックやエコサートだらけですが、そんな事は今更って思うので、宣伝文句に使う気もありませんが😊

それに、どんなに美容ライターさんが色々と調べたり書いたりしても、現場で育毛をしたり、改善させた経験がなければ、本当に製品の良さなんて分からないと思いますけどね😃

表示成分をよ〜く見てくださいね😳

 

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