「シャンプーは毎日使う最も身近な化学薬品です」このことを言い続けて20年以上もなります。
このところ、毎日のように通信販売でお買い上げ頂いた方々から、続々とお礼メールやシャンプーを使った感想を頂きます。
大半の方々から「驚いた」と言われます。
今日もコメントに「1番びっくりしたのは、洗髪後、排水口に抜けた髪の毛が少なかったことと、ドライヤーで乾かした後も落ちていた毛が数本だったことです。今まで、こんなこと無かったです」と書いて頂いた事です。
慣れとは怖いもので、私は長年セーヌしか使っていないので、これが当たり前のように思っていました。
でも当店の事を全く知らずに、初めてお使いになるとこんな感じの印象を受けられるのかな?なんて改めて勉強になりました。
「たかがシャンプー、されどシャンプー」と私は何時も思っているのですが、結果を出すには、配合している原料や製法で随分違うものなんです。
大手メーカーの殆どが今でもシャンプー剤を洗剤の位置づけにしていて、出来るだけ低コストで作り香りや手触りだけを誤魔化すような事だけを考えています。
実はあまり知られていないようですが、同じ原材料でも化粧品登録(シャンプーなど)と雑貨品登録(洗剤類)では表記名が違う物もたくさんあるのです。
また医薬部外品や医薬品に添加するエキスなども名前を変えて配合条件も変えている、なんてものもたくさんあります。
それは消費者の分かりにくくするためでもあるように感じてなりません。
いずれにしても大手メーカーの商品には台所洗剤と変わらないものを洗浄の主成分にしている商品がざらにあります。
その為、髪にはもちろん、お肌にも負担を掛けていますが、それだけではなく溶解性が強く、生分解の悪い界面活性剤は生態系のバランスも崩しています。
現実に現代病の一つであるアトピーや花粉症などのアレルギーを持つ人が増えているのも、それらのせいでもあるようです。
その為、出来るだけ未来ある若い女性や子供達にも香料や防腐剤の危険性を知って欲しいと思います。
セーヌを開発した時には一人でも多くの方々の髪や頭皮、また体の健康も願いながら開発しました。
その輪が広がり続けている事で「シャンプーは大切な化粧品なんだ」と思って頂ければ幸いです。