クレール美容室のブログ

現役の美容師にしか分からない美容の本音を書き綴っています。

原点回帰の石川佳純選手の世間のイメージは?

先日「原点回帰の石川佳純選手を応援します」との記事で黒髪が良いと思うのは私だけかな?と思っていましたが、その4日後、どうやら世間に目は正しい方向に向いていたようです。

ネットニュースにこんな記事を見つけました。

女子卓球・石川佳純選手の〝イメチェン〟姿が、ネット上で「かわいい」と大好評を博している。

「黒髪の方が似合う」「若く見える」

空港に現れた石川はトレードマークの茶髪から黒髪になっていたが、その理由については、「初心に戻ろうと思って」と、対スランプのゲン担ぎだったと告白。さらに、「昨日染めました」と出発前日に染めたことを明かした他、「こんなに黒くしたのは18歳以来」と、〝初心〟であることを重ねて強調した。
実に8年ぶりとなった石川の黒髪姿。その上、髪の長さもいつものショートではなくロング。このイメチェンにネット上では、
《これはこれでいいな》
《安定のかわいさ》
《黒髪の方が断然かわいい。若手に戻る感覚なんだろうね》
《今は中年のババアの方が染めてる奴多いから 黒髪の方が若く見える》
《黒髪が似合うよ。かわいいね》《結構スポーツ選手も縁起をかつぐ人多いですね 黒も茶も似合うと思います》

など大好評。競技に挑む前に、幸先のいい評価を受けることとなった。
代表に選出されたあかつきには、縁起よく黒髪を貫いてもいいかもしれない。

そして昨晩、日本人シングルス選手の代表の座を手に入れました。
海外のマスコミの方々からも黒髪は日本人ならではの象徴だと映ったに違いない。

日本人には日本人にしかない武器がある、それが『美髪』だ。

どんなに手入れをしていても色素の薄い髪(金髪や明るいトーン)の毛髪は光の透過率が高く艶が出来くい(分かりにくい)
だからこそ日本人の毛髪は黒くてストレートが最も光沢が出やすく特別の存在なのだと思う。
そんな武器を早々と捨ててしまう若い女子が増えているが、それは本当に残念な事なのかも知れんせんね。

でも最近はテレビを見ていても芸能人や女子アナウンサーまでもが実のロートーンのヘアカラーをし始めている。
数年前のバブル期の女子アナの髪の色を見ると、とてもアナウンサーとは思えないようなハイトーンが流行りニュースを読んでいたりしていましたが(NHKなら失職)今見ても上品とはかけ離れていたような気がします。

勿論、個人の好みなので、それをとやかく言うう事もよくありませんが、就職活動中の女子が髪を黒くしないと面接も受けらない事が、
世間のハイトーンへのマイナスイメージを今でも物語っているのだと思います。

それは日本だからなのかな?

それでも健康で美しい髪は誰もが手に入れたいと思う物ではないのでしょうか?
だからこそ、次々にシャンプーの新製品が出てくるのだと思います。
そのどれもが・・・ですが。

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2020東京オリンピックのシングルス選手代表が決まった石川選手を心から応援したいと思います(オリンピックも黒髪で世界中のメディアを納得させて!)