クレール美容室のブログ

現役の美容師にしか分からない美容の本音を書き綴っています。

間違いだらけのヘアケア商品選び?

このところ立て続けに育毛の相談を受けていますが、いずれの女性も育毛剤選びで悩んでいるそうですhttp://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_cry.gif

そんな方々に詳しくお話を聞いてみると「シャンプーは洗うだけだから安価な物でも良いけどトリートメントや育毛剤には良い物を選びたい」とほとんどの方が同じような事を言われますhttp://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_z.gif

これこそが負の連鎖の始まりで、最も間違った事だと私は思いますhttp://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/atten.gif

特にシャンプー剤には脱脂(タンパク質の溶解)を目的として作られているため生分解性が悪い物の頭皮の破壊力は半端ではありませんhttp://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_sup.gif

例えば台所洗剤(硫酸系の界面活性剤)で手のひび割れが起きることがあると思いますが、これこそが強力な脱脂(油の溶解能力)によるものです。
しかも除菌性が強い物は皮膚常在菌の死滅を誘発させ皮膚のバリア層の破壊へと繋がりますhttp://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/bomb.gif

これと同じ現象が頭皮でも起きていて、脱脂力が強いシャンプー剤で荒れている頭皮にアルコール度数の高い育毛剤を振りかけることで、頭皮の乾燥状態が強くなり、毛包の破壊が起こることで新生毛が出来にくくなるhttp://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_z.gif

これがリバウンドとなり現れ一時的に生えた(増えた)ように思えるが数か月後にはより少なくなったように思うのです(少なくなってます)

難しい話を抜きにすると、大手化粧品メーカーは美容液などにも『アルコールフリー』を高らかに宣伝しているのに(こんな事はあり前の話なのに)育毛剤にはタップリとアルコールを配合しスカット感を感じさせているhttp://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/atten.gif

そのカムフラージュとは別に皮脂を溶解し毛根に生薬を届けさせると言う訳の分からない働きこそが育毛剤の最も問題の作用なのです(これも意味不明ですが)

同じ化粧品メーカーが毎日使うスキンケア商品にアルコールが悪いかという事をアピールしているのに、頭皮に使う育毛剤にはアルコールがタップリと配合されているなんて、こんなおかしな話を消費者は中々見破れないhttp://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_z.gif

だからこそ、女性用の育毛剤が市場を拡大しているのもうなづけてしまうのですが・・・http://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_cry.gif

この記事を書いている最中にも女性の薄毛の相談者の方が2人来られましたが、いずれも同じようなお話でしたhttp://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cars_red.gifhttp://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/dododo.gif

知らず知らずに忍び寄る化学薬品の脅威http://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/bomb.gif

それを、どこまで遠ざけるかによって被害を減らせると言う事は間違いありませんhttp://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face2_full_s.gif

もう何度も書いてきましたが、女性の抜け毛や細くなるなどの症状のほとんどは、シャンプー剤を替えるだけで改善すると思います
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