いま東京オリンピックのロゴの模倣疑惑が取りざたされていますhttp://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_sup.gif
真実はどうなのか分かりませんが、ハッキリしている事は最初に作った人は生みの苦しみ（努力）を知っているだけに、自分の作品はすぐにわかると思います。
私も以前にインターネット販売であるシャンプーの配合表が目に留まりhttp://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_sup.gif 購入してみたら私の処方とそっくりだったので、メーカーに「これ私がOEM用に提出したベース処方ですか？」と確認したら「そうですよ」と言う答えが返ってきました。
それ自体はメーカーさんに対して自分の好意で処方を提出したので問題はありませんが、気になったのは宣伝コピーですhttp://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_cry.gif
ヘアサロンスタイリストがお客様のためにプロデュース。
ヘアサロンスタイリストだからこそ「自分が使って気持ち良いシャンプーをお客様にお薦めしたい！」を思いに生まれたシャンプー、○○○○○。
試作開始から３年、サンプル出し４０回以上、やっと納得出来るシャンプーが完成しました。
ほとんどのシャンプーやトリートメントは美容師さんがアドバイスや共同制作で携わることはあっても制作のメインや発売元は化粧品会社さんです。そんななか、私達美容師が○○○○○を開発する途中で直面した大きな壁があります。
その壁とは・・・『美容師の指先』です。
例えば、成分Aと成分Bを同じ量混ぜて作ったシャンプー。まったく同じ混合比率で作っても、成分を混ぜる釜の違いで美容師の指先は明らかな違いを感じます。成分のプロフェッショナルや工場の人は『ありえない』と言っても、私達美容師は理由はわからなくとも明らかに指先で違いを感じます。
この様な点においても○○○○○は一切妥協なく開発されました。
でも締めくくりの言葉が「開発されました」で終わっているところに他人の作品である事を認めている事が伺えますね。本当に自分が考えたのなら、ここは「開発しました」と書くと思うから。さすがにそれは出来なかったのかな？私なら人の考えた物を自分の考案したもんだとは恥ずかしくて言えません。
それよりも、開発秘話を読んだ時に許されないと思ったのは「開発中のサンプルがなかなか上手くできず時にはサンプルを床に投げつけた事もありました」なんてドラマチックに書いていた事です。
こんな人が多くの美容師さんに適当な開発秘話を熱く語り販売協力店を募集している事は本当に残念です。
そして私が一番ガッカリしたのは美容室専売品なのに、今では大々的にインターネット販売をしている傍ら、それでもまだ美容室に対して販売協力店を募集している事ですhttp://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ang.gif
それは美容師や美容室で購入してくださったお客様の気持ちを大きく裏切る形になると思うからですhttp://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_z.gif
私がネット販売をしないのは、対面販売でしか伝わらない事があるからですhttp://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heart_pink.gif
だからでしょうか、多くのお客様から「このシャンプーは美容室でしか買えないよ」なんて誇らしげに親戚やお友達に語り、その方々の分までまとめて購入してくださいますhttp://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face2_full_s.gif
本当に良い物は人から人へ伝わる物http://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heart_pink.gif
そんな思いを大切に、私はこれからも良い美容室専売商品を開発していきたいと思いますhttp://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/good.gif
