今日は女性雑誌の『Oggi』の記事を見て、ようやく真面なご意見を見つけました。
いくら私達が言ってもね〜
でも、20年くらい前から私は言い続けて来ましたけどね。
その中でも、最も注目したのが『泡パック』です。
流石、皮膚科医の方の監修ですね。
でも、これは洗顔だけでは無くシャンプーも同じです。
って言うか一日中、紫外線など過酷な環境に晒されているお顔の肌よりも、毛髪で隠れている頭皮の方が、実はデリケートなんです。
例えば夏の日差しの中で、顔の皮膚は多少日焼けしても剥離しないのに、頭皮(分け目)が日焼けでポロポロと剥がれた経験をした事はありませんか？
それくらい、頭皮はデリケートなんです。
それはさて置き、今でも『このシャンプーには栄養があるから泡でパックで時間を置いてから洗い流して下さい』なんて書いている広告を見る事がありますが、これは本当に危険な事なんですよ。
どんなに低刺激の界面活性剤でも、付着している間は溶解し続け、さらには過膨潤した皮膚は簡単に剥離します(キューティクルも同じことなので毛髪も傷めやすい)
なので、洗い終わったら速やかに、しっかりと洗い流す事が重要です。
ただし、ケラチン系などから作る洗浄成分はヘアケラチンとの親和性があるため素早く毛髪補修をする能力がありますが、それなども毛髪のダメージホールに瞬時に吸着するため、決して時間を長く置く必要もありません。
良質な成分とはそう言う物なのです。
それよりもトリートメント剤はもっと厄介で強い溶解力に加え、吸着性もあるので頭皮に付けて時間を置くと痒みなどの原因にもなります。
なのでリンスやトリートメントは塗布したら速やかに、綺麗に洗い流す事が重要です。
シリコンが良くない原因は水に溶けないので、頭皮、毛髪に残留するこです(勿論、界面活性剤も一緒に)
これを読んだ方は、これまでのお手入れとはあまりにも違うので驚く方もおられるかも知れませんが、これは事実ですし、化学薬品とはそう言う物なのです。
だからこそ、出来るだけ安全な物を正しく使って下さいね。
また、こんな当たり前の事を、ちゃんと教えてくれる美容師さんに出会う事を祈っております。
今月号のOggiを見て参考にしてみては？
PS なかなか消えない泡製品、これは論外です❗️
