クレール美容室のブログ

現役の美容師にしか分からない美容の本音を書き綴っています。

変わりつつある美容業界?

昨晩は製造セーヌ&ラ・ポーデュベベの製造発売元のニッシン化研さんの本社で関先生との合同ミーティングでした。

そこでは現在の製品をより良くするための意見交換がされました。

セーヌもラ・ポーデュベベも最初は自分一人で考え、それをニッシン化研さんと共同で開発して行きましたが、今では関先生の「日本予防医学美容家協会」の会員さん(販売協力店さん)からご意見も参考にして、どんどんと商品力が高まっています(製品の処方に関しては私以外の意見は反映されませんが)

その後、関先生と二人で食事をしながら色々と話をしましたが「今の美容業界はメーカー製品への信頼も薄れディーラーさんも大変ですよ」と話していました。

何しろ関先生は最近、大手美容ディーラーさんからの依頼で立て続けに講演をされていますから、ディーラーさんや美容師さんの本音のどちらも伺っていますからね。

そこで「今はOEM製品を作りたがる美容師さんが多くなったけど、これも失敗している人が多いよ」との事ですが、これも変わりゆく美容業界の一つの現象なのだろうか?

確かに処方の決定は、そうそう簡単にはいかなし完成された商品でも、ほんの少し処方を変更するだけでも全然ダメな商品に生まれ変わる事もありますからね(実際にニッシン化研さんからもそうなった製品がたくさんあると聞きました)

例えばセーヌシリーズなどは香りを変えるだけでも使用感が悪くなる事もあります。

それは香りの成分までもが単なる芳香では無く有効成分としての精油選びをしているからです。

そんな事からも関先生は「セーヌを売らせてもらえる美容師は得やな。僕が現役ならそのままの商品をメッチャ売ってるな」と言ってました。

確かに、そうですね。

自分で言うのも何なのですが、これほど完成されていて良い結果をたくさんの美容師さんから聞かせて頂ける製品を他に見たことがありませんからね。

今日もニッシン化研さんとのミーティング中に、関先生から「今までは大手メーカーの作った製品を売らせて頂いていたけど、正直それでは結果が出ないけど、この製品に関しては現役美容師が消費者のために必要と思ったものを製品化している。これほど正しいヘアケア商品に勝てる訳は無いよ」と話していました(照れますな〜)

聞けば、意外とこのブログを読んでいる美容師さんもたくさんいるそうですが、そんな方々のためにもOEM製品を作る時には、信頼出来るパートナーとの製品作りをしない限り失敗する事もたくさんあるようなので興味を持っている美容師さんは十分に気をつけて下さね(勿論、応援してますよ)

ただ私の場合は商品販売をしたくて作り始めたわけでは無く、女性の髪やお肌のトラブルを救うために考えた物なんですがね〜