クレール美容室のブログ

現役の美容師にしか分からない美容の本音を書き綴っています。

大隅良典教授の言葉を聞いて

今朝はノーベル医学・生理学賞受賞の大隅良典教授がTVに生出演され、お話の中で驚いた言葉がありましたhttp://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_sup.gif

その言葉とは「分解は合成と同じぐらい大切だ」と言う台詞でしたhttp://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/tv.gif

それは、私が約5年前にセーヌやラ・ポーデュベベの開発するために一番重要なポイントであるとメーカーさんに説明していた事だからですhttp://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face2_full_s.gif

現代の女性の髪やお肌のトラブルの殆どは有害化学物質の残留によるものであり、最近でこそシリコンなど水に溶けない油溶性分(石油ベース)が「脱毛に関与している」と言われているけれど、化粧品にはその他にもたくさんの石油由来原料が使われているのですhttp://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/bomb.gif

特に石油系の合成界面活性剤である洗浄剤や可溶化剤(様々な油溶性分を水に混ぜるための界面活性剤)などを多く含むシャンプーやスキンケア商品では生分解性は論外だと感じます。

つまり薄毛も肌荒れ(シミ・シワ)も、成分が綺麗に分解されない物では新陳代謝は正常に行われないという事ですhttp://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_cry.gif

こんな簡単な理屈に気が付かないはずもないのに、なぜ多くの化粧品メーカーさんは製品の開発に生かさないのだろうか?と思われますが、それには単純にコストの削減が優先されるからなのですhttp://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_z.gif(石油由来の原料はメチャメチャ安いからです)

この発表により石油系の原料を含む化粧品は生分解されないため、オートファジー出来ず、脱毛症やお肌の劣化が進むことが証明されましたねhttp://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/atten.gif

私が商品の生分解性と抗酸化能力に拘り続けたのは、今日の大隅教授の発言と同じように「残留物を分解しないと細胞は新しく生まれ変われない」と言う事に拘っているからですhttp://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kirakira.gif

もしかしたら、それが『オートファジー』その物なのかもしれないと今日思いましたhttp://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hand_goo.gif

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セーヌ・シリーズにはアロマの精油(植物性)しか油溶性の原材料を使っていないのです

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セーヌ・スカルプローション(100%水溶性の頭皮の美容液)アルコールを含む育毛剤ではオートファジーできない事が分かりましたね

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ラ・ポーデュべべ(美容液)は100%水溶性原料しか使っていません。

セーヌ・シリーズとラ・ポーデュベベには細胞の新陳代謝のために重要な生分解性と抗酸化能力に優れた原料が色々と配合されていますhttp://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kirakira.gif

それは、どこにも無いものだったのです。

その事で育毛や美肌効果が多くの方々に評価され、今では人気商品となりました
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